» 開発者には”プロ意識”が必要である~Bjarne Stroustrup氏との対話~:CodeZine
私は入門書の中で”プロ意識”を強調しています。それはなぜでしょうか。私はプログラミングを結果を得る道具とみなしています。もちろん、時代の先端を行くかっこよい知的活動や心躍る趣味とみなすこともできるでしょうが、私の視点はそこにはありません。
私は、私自身の生命と暮らしを支えるシステムをいつの日か構築する人々の教育を目指しています。そのような人々には、強い責任感と十分な能力を備えてほしいのです。作業に投入する時間とエネルギーのバランスを考え、経済効率の改善を図ってほしいのです。彼らには最良のシステムを作ってほしいのです。
当然、この入門書とそれに基づく教育コースを設計したときも、私の教えたエンジニアが、数年後私が搭乗する飛行機の電子部品をプログラミングをしているかもしれないし、私の健康を支える医療ガジェットのプログラマになっているかもしれない、という事を考えました。その一方で、書籍を執筆しながら、人の生命を左右するシステムを構築する人々には十分な能力を身に付けてほしいと念じました。このように、私がプロフェッショナリズムという言葉を使うとき、システム開発に対する責任ある態度と、少なくともそれを担う最小限の能力を強調しています。